第20巻4434番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4434番歌
| 巻 | 第20巻 |
| 歌番号 | 4434番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | (三月三日檢校防人 勅使并兵部使人等同集飲宴作歌三首) |
| 原文 | 比婆里安我流 波流弊等佐夜尓 奈理奴礼波 美夜古母美要受 可須美多奈妣久 |
| 訓読 | ひばり上がる春へとさやになりぬれば都も見えず霞たなびく |
| かな | ひばりあがる はるへとさやに なりぬれば みやこもみえず かすみたなびく |
| 英語(ローマ字) | HIBARIAGARU HARUHETOSAYANI NARINUREBA MIYAKOMOMIEZU KASUMITANABIKU |
| 訳 | 雲雀が上がるのを見るとすっかり春めいてきた。霞がたなびいて都の方が見えない。 |
| 左注 | (右二首兵部使少輔大伴宿祢家持) |
| 校異 | 婆 [元][類] 波 |
| 用語 | 天平勝宝7年3月3日、年紀、作者:大伴家持、動物、叙景、宴席、防人検校、大阪 |

